☆パニック障害、全般性不安障害やうつ病、自律神経失調症にも急な寒さはよくありません

半健康人から脱出! 結(ゆい)通信 2011/5/11より

☆家族といっしょに治す。老人性うつ病。

 

素人の私たちでは、本人がなぜ苦しいのか、という基本的な原因すらわからず、困惑しております。


☆家族といっしょに治す。老人性うつ病。

ある患者のお孫さんからメールで質問がきました。

お孫さん 
私には現在、○○市に77歳の祖父がおります。 祖父は過去に肝臓と、肺気腫で入院治療しておりました。
10年ほど前に、風邪をこじらし、寝込んだのち、精神神経科に通院しておりました。そこでは、正確な病名は忘れてしまったのですが、抗うつ剤を処方され、後10年服用し続けています。最近では、胸の苦しさや、頭痛を訴え、その都度頓服を服用するという毎日です。日増しに、その訴えが増えたので、総合病院にかかり検査もしましたが、異常は見つかりませんでした。
本人は、非常につらいと思いますが、病院嫌いであり、治療に対して前向きにはなれないでいます。物忘れもあり、痴呆が始まっているようにも見受けられます。また、無気力であり、悲観的な面もあるので、うつ病の懸念もあります。
ともかく、素人の私たちでは、本人がなぜ苦しいのか、という基本的な原因すらわからず、困惑しております。

◆私 
メールの文章から受けた印象では 老人性うつ病の疑いを感じます。私は針灸の仕事をしておりますし、針灸治療も選択のひとつではないかと思いますが、とにかく患者さんを丁寧にみて患者さんの誇りを傷つけないようにあつかってくださるような医療機関にかかられることをお勧めします。

お孫さん 
先生のおっしゃられる通りだと思います。祖父は、以前、総合病院に連れて行ったときに、まともな治療をしてもらえず、かなりのショックを受けていたと聞きました。もともとプライドが高く、頑固な気質もあり、最近では病院にいくことが嫌になっているようです。まわりにいる私たち自身も、どこかで祖父の誇りを傷つける言動をしていたかもしれません。これを期に、親族全員で考えていきたいと思います。
 
お孫さん 
今日、母から結(ゆい)針灸院にうかがった際の報告を受け取りました。お忙しい中、ご丁寧に診療してくださり、大変にありがとうございました。祖父も「頭痛が楽になり、今まで苦しかったが、やっと良くなった。」と大変に喜んでおりました。
メール引用以上

初診では「メールで受けていた印象よりあなたは元気だ。身体も年のわりにはしっかりしている。ただ身体のバランスが乱れている。バランスを回復するのはそうむずかしいことではない。治療すれば楽になる」と患者さんを励ましました。いままで否定的なことばかりいわれていたことが予想できますから、励みになるような言葉が必要です。痴呆ではなく老人性うつ病と判断しました。
最初は車に乗せてもらって来院されましたが、2回目は電車利用。電車に乗ったのは15年ぶりとのこと。結局3回の治療で「胸の苦しさや頭痛等がなくなった。頸のつらさもない。」ということで治療を終了しました。遠方からの来院も負担のためです。
老人性うつ病の治療は針灸治療に加え家族の協力と理解が大切です。高齢でも意外と早く治ります。


※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

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