半健康人から脱出!結(ゆい)通信No.224 2009/08/30より
子宮内膜は、本来、子宮の内側だけに存在し、妊娠する場所にできるものです。
そして、妊娠しない場合には、この内膜は剥がれて出血し、月経となります。子宮内膜が子宮の内側だけではなく、例えば、卵巣、卵管、腹腔内、直腸の表面などの他の臓器で増えてしまうのが、子宮内膜症という疾患です。卵巣に血がボールのように溜まり、チョコレート嚢胞という状態になる場合もあります。
主要な症状は、月経痛(月経困難症)、性交痛、経血量が多い(過多月経)などで、不妊症の原因にもなりやすいとされています。中医学の症候分類では、肝欝気滞(かんうつきたい)、気滞血お(きたいけつお)に分類されます。
生田和子さん(仮名)は、独身の30代初めの女性、左右の卵巣に2~3センチのチョコレート嚢胞を伴う子宮内膜症でした。月経前症候群(PMS)で、生理痛もひどく、生理前には頭痛、背中の痛み、肩こりがひどくなります。肩こりが常にあり、足も冷えます。
時々、中断しながらも治療を続けました。自宅でお灸もしてもらいました。
3年後、左右の卵巣のチョコレート嚢胞がきれいに消失していることが婦人科で確認されました。生理痛もほとんどなくなり、生理前の頭痛も消失しました。
肩こりも改善され、生理前に肩こりが悪化するということもなくなりました。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの名前を仮名としているほか、年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少しだけ変えている場合があります。
ご了承ください。




